夜遅くまで技術を磨いたり、多くのお客様にリピートして貰ったり…。美容師としての自信がついたら、独立のチャンスかもしれません。もちろん、独立するためには、さまざまな準備が必要。その中でも、重要な「備品」についてお伝えします。
・椅子
お客様が座るための椅子は、インテリアとしても重要。目指す雰囲気に合うようなアイテムを探しましょう。また、規模によっては、お待ちいただくお客様のための椅子が必要。
・シャンプーユニット
シャンプーユニットには、種類があります。美容師が横に位置する「サイドシャンプー」、後ろに位置する「バックシャンプー」など…。お客様の満足度に関わるものなので、しっかり吟味しましょう。
・デジタルパーマ用機器
メニューにデジタルパーマを取り入れるなら、当然専用の機器が必要になります。性能やメーカーによって価格は変わりますが、大体15万〜30万円のものが多いようです。
・ワゴン
薬剤類やコーム類などをまとめて移動させることができる、キャスター付きのワゴンがあると便利。3段タイプや4段タイプなどがあります。安全性を重視するなら、引き出しタイプのものを選ぶと良いでしょう。
・ハサミ類
美容師の命ともいえる、ハサミ。プロとしてこだわりを持つ人が多いです。高いものでは、10万円を超えるような場合も。収納にもこだわるのなら、aruciのシザーケースのような最高級の革の製品が良いでしょう。
・薬剤類
美容室には、多くの薬剤類が必要です。ヘアケアのための「シャンプー」・「トリートメント」、カラーリングのための「カラー剤」・「ブリーチ剤」など…。よりケア効果のある薬剤を準備すれば、メニューの選択肢も増えます。
・ドライヤー類
ドライヤーには、美容師専門の商品があります。業務用ドライヤーを購入すれば、より早く乾かすことができるでしょう。また、耐久性にも優れていることが多いです。
・コーム類
コーム一つとっても、目の粗さや素材など違いがあります。さまざまな施術に対応するために、何種類か準備しておいた方が良いでしょう。美容師によっては、10種類以上のコームを使いこなす方もいるようです。
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・ドリンク類・冷蔵庫
ドリンクを提供する際は、その分のドリンクと冷蔵庫を準備します。スタッフの飲み物を保存できるので、冷蔵庫だけでも準備しておくと良いでしょう。
・おしぼり
おしぼりがあれば、より良いサービスになるでしょう。寒い中に湯気の出るおしぼりで手を温めたり、暑い中汗だくな顔を拭いたり…。また、首に蒸したおしぼりを当てればリラックス効果も期待できます。
・音楽
無音の状態は、お互いの緊張にも繋がります。美容院の雰囲気に合わせた音楽を流すと良いでしょう。ただし、音楽は著作権に関わるものなので、違法にならないように運営してください。
美容室開業の際に必要な備品について、お伝えしました。自分だけの店を手に入れるのであれば、細かなアイテムにもこだわりましょう。