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フランチャイズ開業のリスク

フランチャイズといえば恐らく多くの人がコンビニエンスストアを連想すると思いますが、このフランチャイズの仕組みは大手企業の知名度はもちろん、販売方法などを自由に活用することができるので、これから初めて開業する人でも簡単に利益を得ることができます。しかし、その反面リスクも存在します。それは自由にお店の方針をアレンジしていくことができないと言う点です。お店を持ちたい人は共通して、「こんなお店にしたい」とか「こういう内装にしたい」などと思っています。一方フランチャイズの場合は、何から何まで本部に従わなければなりません。そのため自分勝手にレイアウトを変えることができません。それに立地条件によって商品を変えていくこともできません。

その他にも季節に合わせた商品の入れ替えなど様々な面で労力をかけなければなりません。また休みの日や休憩時間が決められているので仮に開業したとしても自由度は案外サラリーマン時代と変わらない可能性があります。病気や怪我の場合においても、必ずお店は開けておく必要があります。もし違反することがあれば違約金の対象になる場合でさえあります。経営者が働けないとなれば、その分他の人を雇う必要性が生じるため、人件費がどんどん膨れて売上が減ってしまいます。このため、フランチャイズは確かに誰でも簡単に始めることができますが、契約前にはしっかりと準備をし、計画を立てておくことです。